りょーこ

リベレイター 南米一の英雄 シモン・ボリバルのりょーこのレビュー・感想・評価

3.0
300年もの間スペイン王国に支配されてきた南米を解放した英雄シモン・ボリバルのお話

不勉強過ぎて名前初耳だった。
ボリビアの国名の由来にもなった人。

イイとこの坊っちゃんから解放者になる。
ので、前半その煮え切らない感じはちょっとダルいですw

が、後半やるべきことが分かってからの言動は良かった!

裏切りや陰謀の渦巻く黒い最後は悲しい。
所詮人間は欲には勝てないのか。。。



19世紀、南米。

多くの土地がスペイン王国の植民地とされていた。

名家の青年シモン・ボリバルは、様々な人間と関わることで、祖国を解放しようと決意、仲間を集め行動を開始する。

あちこちで勝利を収めるが、土地を手放したくない、自分の利益しか考えない輩の反発を受け……



前半は勉強はしてるけど明確なビジョンが持てない青年。
病弱な妻が死んで祖国を捨てパリで適当に過ごす。

が、その後あれこれあって、密林に追放され様々な人種と関わり、彼等の生活を知り、変わっていく。

119分ではいまいち描き切れていない感じが残念。
彼の仲間も素晴らしい人物がいるし、彼等をもう少し掘り下げて欲しかった。

でもこういう作品は、これをきっかけに歴史を調べて知ることが出来るのが良いですよね☆

いい機会になりました( ・ω・)ノ
りょーこ

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