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EMMA/エマ 人工警察官のmmのネタバレレビュー・内容・結末

EMMA/エマ 人工警察官(2016年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

アイザック・アシモフ「鋼鉄都市」シリーズを読破し結末の悲しみに暮れてた私にはとても良いセラピードラマだった。
C/Feバディもの、もっと制作してくれ、世界。

みんなが見たいアンドロイドあるあるはだいたいやってくれるのが嬉しい。

あと女性型アンドロイドだけど別にBorn Sexy Yesterdayなわけでもなく、相棒の警部は家庭持ちで淡白なところが良かった。

エマの関心が「自分には子供時代が無い」という切り口なのも面白い(愛がどうとか心がどうとかではなく、過去の記憶が無いことからアイデンティティを模索してる感じが)。

アンドロイドがアンドロイドとして社会で生活する日常ものもっと観たいよ〜〜別に人間になろうとしなくて良いから‥‥「人間に憧れるアンドロイド」の図はもう十分なので‥‥アンドロイドはアンドロイドたれ‥‥

あとエマの開発者(管理者?)が「僕は赤毛が良かったんだけどね」と言ったり、笑いながらエマの防弾をテストしたりする態度が、理想の最低の「創造主」(ダブルクォーテーション)すぎて手を叩いて喜んじゃった‥‥エマにいつか命を助けられるなどして人間としての自分を省みて新たな知的生命体アンドロイドにひれ伏して欲しい‥‥

アンドロイドものがSci-Fiのカテゴリを外れてドラマカテゴリに入る未来も遠く無いなあ〜って感じの映画でした。
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