白人至上主義者達の狂気がかなりリアルに伝わってくる。その狂気に対抗するような、シドニー・ポワチエの堂々とした演技がかっこいい。公民権運動の緊張具合がそのまま映像に現れているからか、ドキドキしながら観…
>>続きを読む黒人の敏腕刑事と白人の警察署長が殺人事件捜査に挑む話。
今見ると、人種差別を絡めたオーソドックスな刑事モノ。
ただ、今以上に露骨に人種差別が為されていた時代に、本作を製作・公開した意義は大きかっ…
1984年に深夜TVで『Sony Presents 名作ノーカット10週』という番組があって、10本の名作のうちの1本という事で紹介されており、その時が初見だった。それ以来、久しぶりに鑑賞した。
当…
1960年代の南部の町で殺人事件が起こる。偶然町にいたフィラデルフィアの黒人刑事ヴァージル(シドニー・ポワティエ)はその捜査に協力することになる。地元警察の署長ビル(ロッド・スタイガー)も住民も黒人…
>>続きを読む黒人の在り方の北部と南部とでの複雑なレイヤーの重なりを主人公が駅のホームで電車待ちしてるシークエンスで所長から言い包められて、悶えるやり場の無い怒り・感情が黒人差別問題の根の深さと難しさを見事に表し…
>>続きを読むミシシッピ州、南部の白人警察官が殺人の容疑で黒人を誤認逮捕した。その黒人は北部のベテラン刑事。
誤ったにも関わらず"謝らない"警察官。
シドニーポワチエ演じるベテラン刑事が完璧までの洞察力で殺人…
すごく面白かった!!
古い映画にしてはテンポもよく、展開も観ていて飽きない。
どなたかも書いていましたが汽車で去っていく所や、現地の署長さんが適当に犯人にしちゃう所など、なんとなく金田一さんみたい…
大傑作。
「差別と偏見が厳しい南部ニューオリンズで敏腕黒人刑事が、仲間や容疑者の偏見と闘いながら殺人事件の解決に挑む」というプロットがセンスオブワンダーです。
差別される側の方が有能という状況が…
20210115鑑賞
素晴らしい作品。
アメリカ北部の刑事が、ひょんなことから南部の田舎町で起きた殺人事件の捜査に取り組む話。人種差別問題が根底にあるんだけど、主人公の二人がお互いの信条を剥き出しに…