いきなりひどい偏見から入るね。逆に清々しかった。
1人の殺人事件の謎解きをするだけの映画。
何か特別などんでん返しとかもないし、作品賞や脚色賞を受賞するほどのものかなぁと思ったくらい。
右利き左利きで判断するあたりも安っぽい。
まぁ黒人差別や、その黒人を嫌っていた白人と徐々に心通わせていく過程など、それなりの見どころはありましたけどね。
その主演の2人の微妙な距離感がよかった。
鑑賞前は主演男優賞って、ポワチエさんのことかと思ってたけど、観ていくうちに、あーこっちかって、気づきますね。ラストで間違いないと感じる。
そんなシドニー・ポワチエさんへの追悼の意も込めて、鑑賞させてもらいました。
あと、クエンティン・ディーンさん、目の保養によかったです。