BSのどこかで録画したやつを鑑賞しようと思ったら日本語吹き替えで心が折れかけたけど調べてみると吹き替えのやつも評判いいみたいだからそのまま観たんだけどめちゃくちゃ面白くて人種問題だけじゃなくミステリー映画としても良く出来ていて手に汗握りながら没頭してしまったところで明らかに編集されてる箇所に気づいてこれはいけないと近くのツタヤに行ったらなかったので雨のなか傘もささずに一駅先のツタヤまで走った時が個人的なピークでした。
最後の最後で、雑なってしまった印象はあるかな。
それでも、主役二人の強烈なキャラクターが素晴しい。この二人の掛け合いだけで観る価値がある。あと小物のウォーレン・オーツも微笑ましい。
主演男優賞をとったのはロッド・スタイガーのほうだったけど、あの新しい価値観を受け入れた男の顔をみれば、人としての熟成を表現したスタイガーに分があるかな。キャラクターとして魅力的。ツンデレだよね。
映画「ミッドナイト・ラン」の二人のような、認めあった男と男だけが交わせる視線が印象深かった。
これを観ると、バディものと呼ばれる作品たちは、この映画にたくさんの影響を受けたのがわかります。