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夜の大捜査線のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

夜の大捜査線(1967年製作の映画)
3.8
ジョン・ボールの同名小説をノーマン・ジュイソン監督が映画化した刑事ドラマの秀作。
クインシー・ジョーンズ作曲で、レイ・チャールズが歌う主題歌"IN THE HEAT OF THE NIGHT"もヒット。
原題:In the Heat of the Night (1967)

アメリカ南部、人種的偏見が根強く残るミシシッピ州の小さな町で殺人事件が発生。
駅で列車を待っていたフィラデルフィア市警の敏腕刑事ヴァージル・ティッブス(シドニー・ポワティエ)は、黒人で金を持っていたというだけで巡回中のサム・ウッド巡査(ウォーレン・オーツ)に容疑者として連行される。
所長のビル・ギレスピー(ロッド・スタイガーは黒人を蔑視すしているが、殺人捜査は専門。
ティッブスは署長に捜査協力するはめになり、いがみ合いながら、事件の核心に迫っていく…。

~他の登場人物~
・レズリー・コルバート(リー・グラント):殺された工場経営者の妻
・エリック・エンディコット(ラリー・ゲイツ):綿花工場の経営者
・市長(ウィリアム・シャラート)
・ラルフ(アンソニー・ジェームズ):カフェのボーイ
・デロリス・パーディ(クェンティン・ディーン):16歳の不良少女
・ママ・カレバ(ビア・リチャーズ):闇で堕胎をする女

“They call me Mister Tibbs!"
"YouTakeCare.
Ya."

アクターズ・スタジオ出身のロッド・スタイガーは悪の強いオーバーアクト演技で個性を発揮。
黒人刑事を好演したシドニー・ポワティエはスターの地位を確立したが、白人を殴り返すシーンなどのため白人から悪質な嫌がらせを受けたようである。
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