「君達は銃で戦う。僕はカメラで戦う」
この作品を観ていると、インド人は映画で世界を変えられるって本気で信じているのが分かるし、それは素晴らしい事で、だから僕はインド映画が好きなのだと思う。
アーミル・カーンに憧れるAD君が、人違いでパキスタン人の捕虜として捕らえられる。当初はいつ殺されてもおかしくないような緊迫した状態だったが、映画を通じてAD君とパキスタン人の間に友情が芽生え、情勢が徐々に変わっていく、、、、というお話。
この作品自体も映画愛に満ちた作風で、AD君の行動に笑ったり、目頭が熱くなったり。テロ関連のニュースで良く見かける「監禁されている人質」の映像を撮影するシーンで、人質であるはずのAD君が自らダメ出しする下りで爆笑。