香港(中国)映画は「チャイニーズゴーストストーリー」など昔からファンタジー映画は定評があるイメージ。この映画もファンタジー映画としてかなり良く出来ていると思います。しかし、色々な映画からアイデアを拝借してきた感じで詰め込み過ぎでゴチャゴチャしている感じもします。
主人公のキャラクターが鼻に付き、最後まで結局イメージが変わる事は無かった。好き嫌いの分かれる主人公像かなと思います。主人公が連れているアルマジロが可愛い。ヒロインと皇子は印象がちょっと薄い。アルマジロに負けている…。
アクションシーンは中国映画だけにお得意のワイヤーを使用したアクションを筆頭にダイナミックでスピード感があるもので迫力があります。ストーリーの要所要所にアクションシーンがあるので飽きなくて良いです。
幻想的な雰囲気が良くなかった出ていますし、佳作の域は出ないもののかなり楽しめた映画でした。