アメリカ同時多発テロの後アルカイダ・タリバン勢力掃討作戦の実話を元にした作品だが、想像以上に熱い内容で興味深く観れた。
出演キャストはとても素晴らしかったが、中でも主演のクリス・ヘムズワースは、イメージの良さも手伝い、観ていてとても好感が持てた。
9.11の後アフガニスタンへ、アルカイダ・タリバン勢力掃討に2年はかかると見られていた作戦を3週間で成し遂げた内容はアメリカ兵12人とアフガニスタン兵との協力、友交や緊張感のある展開、迫力のある戦闘シーンなど想像以上に魅力のある作品だった。更にアフガニスタンの特殊な勢力状況やタリバンの無慈悲な行い、アメリカ軍の圧倒的な火力と戦闘背景など観ていて複雑な心境にもなったが、ある程度事実を知る事が出来ると言う点でも見応えのある作品に思えた。
9.11後の色々な実話系作品はドロドロした内容やスッキリしない作品が多い中、本作はそれなりに爽快感もありラスト含めて見やすい作品にも思えた。唯一邦題にウーンと思わずには…。
