ちぬちぃぬ

ゴーギャン タヒチ、楽園への旅のちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

3.6
ゴーギャンがタヒチに移住して現地の若い娘を嫁にもらうというエピソードとか
その「彼女がモデル」の絵なんかも、まあまあ知ってたけど

この作品を観て確かに少しリアルに想像したら楽園で悠々自適に絵を描いて生活していたワケないよね〜と思いました。。。
パリに居た頃は全然芸術関係の仕事をしてなくて、趣味だったらしいけど
いやぁ芸術のために完全に異文化圏に独りで飛び込むところから
もう芸術家の生き方になってるなぁ

"絵画"ってなかなか理解されないですね
疎い人だと「技術面」でしか評価出来ないでしょ…「上手い😃」とか「下手くそ😠」…よく耳にするのは「わー✨写真みたいスゴいー」とか、その手の評価💧
もちろん正確なデッサンが評価されるのはごもっともです
でも上手い下手、商業的価値云々でいう作品て、芸術じゃなくイラストかも😅(この先AIの仕業で更に上手いだけのモノに価値は無くなって行きます)

『芸術』って映画や音楽もそうだし絵だけじゃなく写真や彫刻や舞踊等、様々な表現作品で
決して"上手い・下手"だけの世界じゃないと私は思っているんですよね。
なんというか イデオロギーとかじゃなくフィロソフィー・オブ・マインドがある作品こそが芸術じゃないかと思うんですよね

なんだか芸術がどうこうという話になってしまいましたけど
「ゴーギャンの生活は確かに芸術家と言えるもので、作品も私はとても好きです✨」って言いたかったんですよ

あと…余談だけど、ジョジョの荒木先生めちゃ影響受けてるでしょゴーギャンに😆