【ゴラ人】
『スターウォーズ』が大好きなんだろうな〜というトルコ出身の監督から生まれた異色のSF超大作。
冒頭で『スターウォーズ』と述べたが、他にも『フィフスエレメント』や『不思議惑星キンザザ』『アルマゲドン』『マトリックス』等、SF愛に溢れたオマージュというか、もう直接映画名を言ったり、ブルース・ウィルスをディスったりと別角度の愛を見せてくれる。ちなみに『ベストキッド』もある。
話は、絨毯売りのお調子者のフレディ・マーキュリーみたいな男が宇宙人に誘拐され、その星が隕石衝突の危機にあるから、惑星の民を助け、地球に帰れるのか?っていう話。
映画を作る映画というのは個人的に好みで、例えば『リトル・ランボーズ』や『僕らのミライへ逆回転』なんかも好きなんだけど、本作はその部類に一応入るはずなのに、全く違う感情に苛まれるという…(笑)
しかしトルコでは人気であったようで、2008年には『A.R.O.G』、2018年には『Arif V 216』と、2本の続編も制作されているらしい。
そんな事より、日本人観光客、怒りすぎだろ…。