地位も名声もある仕立て屋と彼が見染めた若きウェイトレスとの斜め上をいく愛憎劇。
途中までは老いらくの恋にのめり込んだ男の破滅劇かと思いきやある意味意外な展開を見せる作品でした。
微量の毒を盛って…
アルマの咀嚼音やお茶の立てる音を
わざと大きく強調させて
見てる側をイライラさせる。
お互いが一緒にいるべきでないと
思いながらも依存し合って
「弱ったあなたが好き」とオムレツを食べさせて
レイノ…
知らず知らずのうちにキチガイ女に人生を掌握されている恐怖。神経に糸が縫われてゆき気付く頃にはマリオネット(人形)、他者を人形として接してきたはずの男にとって死ぬほど皮肉な結末。ダニエル・デイ=ルイス…
>>続きを読む「メサイアコンプレックスと共依存の成れの果て」といった感じではあるが、本人たちがいいならそれでいいじゃん的な意味で『愛のコリーダ』を連想した。
これもある種の愛の形でしょう。
常に正しいことを言うシ…
イギリス人じゃない監督がイギリスを舞台の映画を撮ると、憧れが作用してファンタジーになるような…
というか、この倒錯した内容はアメリカが舞台だと「シック」に決まらないよね。
観ているだけでお腹痛くな…
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