おぉ、まさにベンイズバックだ。
母の愛情や強さ、薬物依存の恐ろしさ。
ベンは本当に正しくありたいと思って過ごしているのか、そう思わせて薬を手に入れようと外に出てきたのかを疑って映画を見ていた。
そのどちらかに偏るのでなく揺れている感覚。正しくありたいのに良い息子ではない自分、父親は実際の親ではない家庭環境、魔がさす瞬間。
家族だから信じられるのか、母だから信じてあげようとするのか。
母もベンにある意味依存してるように見える。でも、それはベンを保護する目的としては必要だろうな。ただ、正しくあろうとするベンの心を罪悪感で埋める甘い毒のようにも思えた。
バランスって難しいな。
ジュリア・ロバーツの母親役って愛情深く素敵に見える。