ダンディー

ベン・イズ・バックのダンディーのレビュー・感想・評価

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)
1.0
2022年、180本目(ドラマ除く)。

薬物依存の息子を守り抜こうとする
母のあらゆる強さを描いた映画。
ジュリア・ロバーツの演技の幅に感嘆。

全体通して心苦しい。
家族の反応も、リアルな描かれ方だったのかなと。

ただ私は、別の部分でイラッときてしまって、
一応最後まで見たけど、
もう途中から見る気が失せてしまった。

さらわれた飼い犬のポンスを探し回っていて、
途中でジュリア・ロバーツ演じる母が、
「もういい。ポンスは諦めよう。
どうせ元は保護犬だったんだし。」
と言った。

えっ?何?なんで?
家族がさらわれたのに、
なんでそんな簡単に諦められるん?
犬も家族やで?

しかも、「どうせ元は保護犬だったんだし」
ってどういう意味?
保護犬か保護犬じゃないかで何か変わるん?
保護犬って、不幸な過去を持つ子も多くて、
引き取られた家で、
やっとその悲しい過去を克服して
幸せを見つけられる子たちも多いんやで?

この台詞には
そんなに大した意味はなかったんやろうと思う。
でも、作者の動物に対する考え方が
表れてる台詞なんじゃないかと思う。

正直この台詞のせいで腹立って、
映画の内容なんてそっちのけ。
頭に入ってこなくなった。
この台詞を聞いた瞬間に、
映画の内容なんて関係なく、
評価は星1つもあげられないなと思った。
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