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ドント・ウォーリーのshunのレビュー・感想・評価

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)
3.5
ルーニー・マーラ12本目。

事故で四肢麻痺になった後、風刺漫画家として成功したジョン・キャラハンの自伝の映画化。

アルコール依存症や過去のトラウマに加え、思うように動かぬ体や偏見と向き合う彼をホアキン・フェニックスが熱演。
そしてスウェーデン人の彼女を演じたルーニー・マーラ他にも中々豪華なメンツです。
一緒に酔っ払って自動車事故に遭った男をジャック・ブラックが、事故後に出会い人生の恩人となるお金持ちをジョナ・ヒルがそれぞれ演じています。2人ともお得意のコミカルな部分を残しつつ人間味溢れるキャラクターでした。

映画観てから彼の実際の作品を調べてみた。どれもシンプルだけどものすごく皮肉が効いていて真っ直ぐ見た人に刺さるような面白さがある。
お気に入りは13歳のキング牧師がおねしょしたベッドを母親に見せながら「I has a dream」っていうやつです。

ルーニー・マーラとホアキン・フェニックスは4度目の共演作ということですが映画内外関わらず2人でいる時が一番幸せそう。普段無表情でクールだから余計2人で笑いあってるシーンが輝いてるんだよなあ
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