観察映画の凄みを見るような作品。当初は、漁師の高齢お爺さんの話で生産と流通の話かと思いきや、魚屋のお婆さんが軽トラで各家を把握していて各家の状況を事細かく話す。そして後半ベラベラ人の家の話を喋り倒し…
>>続きを読む観察映画、と名付けられた想田監督の新作ドキュメンタリー。奥様のご実家、瀬戸内の牛窓の流通(平田オリザ評)とそこに暮らす人々と猫とがモノクロで淡々と描かれて、終盤、心に突き刺さる告白にいたる。その12…
>>続きを読む言葉が出ない…映画館で鑑賞して数日経つが感想がまとめられない。
素晴らしすぎて。
映画の中にある生活からまだ抜けきれていないようだ。
こんなに生活の一部をそしてその奥深さを切り取れる想田監督には感服…
とっても後ろ髪を引かれる懐かしい思いをした。昔、おじいちゃんおばあちゃんちから帰る日のあのセンチメンタル。
観れて良かった。
生々しい人間たち。生きているのだ今日も。
ラストの白黒からカラーへ変わ…
閑散とした港町をモノクロで撮る。いわゆる観察映画を冠していながら、"活気なるもの"を否定して孤独な人たちの行き先のない場所として描く気満々な感じが鼻につく。
登場人物に踏み込む訳でも無く、彼らの語…
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