サトミン

デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナーのサトミンのレビュー・感想・評価

3.8
2019年は、なんと、ブレードランナーの世界の設定の年だったのですね。
この年に、このドキュメンタリーを観れるのも不思議な縁です。
監督リドリースコットは、2019年をどう思ってるのかなあ。
まさに、監督が細かく設定した世界が、本当に現実になってますね。
その世界観を、製作者、スポンサー、キャストなど関係者に理解してもらうのが、一番大変だったようです。
映画を1つ作ることは、どれだけ難儀なことなのか、とてもわかる。
我々は、映画館で入場料を払い、2時間を経て、それぞれの価値観で、
面白いか面白くないかを決める。
それは、それでよいのだけれど。。。
作品を作ってくださった方がどのようなところが苦労されたのか、監督の想いなどがわかると、映画がもっともっと深みが増してくる。
最初に、お目当ての映画を観る。
次にフィルマークスのレビューを読んで楽しむ。
さらに、wikipediaで俳優や監督の別の作品を読んでみたり、歴史背景なども調べる。
そのあとで、もういちど同じ映画を観る。
これが、ひとつの作品を隅々まで味わう方法でしょうか。
そのような優雅な時間を作りたい(笑)
サトミン

サトミン