ユカートマン

モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~のユカートマンのレビュー・感想・評価

3.3
別れるために身辺整理をしているカップル。出会いから別れ、その後を描いた作品。時系列がバラバラ系だけど、それが芸術的な効果を発揮しているわけでもない。
プロットは日本の小学生が読む『なかよし』とか『ちゃお』に載ってる少女漫画レベルの拙さで、フェミニストに文句言われそうだし、これが邦画だったら1.0を付けるところだったが我々イギリスかぶれがみたいものをこれでもかと見せてくる。Blurは好きじゃないけど、レディングフェスやリバティーンズ、The Vaccines、The1975(SEXの使い方はおかしいなと思った)など自分の青春とも重なる。キッドAを実験的すぎると宣う主人公、素直でよろしい。こんな子供騙しなものではなくゴリゴリのイギリスの音楽映画が観たい人は『ブラザーズオブザヘッド』をオススメします。
ユカートマン

ユカートマン