茶道と四季と人生のお話。
主人公の典子と従妹の美智子はひょんなことから武田のおばちゃんから茶道を習うことになる。
「お茶ってなんか変!」という感想を抱くが、まずは形から入るようにと諭され、繰り返し練習を重ねてゆく。
お湯と水で音が違うこと、
掛け軸の楽しみ、うつわの楽しみ、
典子は少しずつ学び、人生に悩みながらもやがて「日日是好日」の意味を知ることになるのでした。
いや、茶道ってこんなに色々あるのだなと感心しきりです。四季によって作法が変わるなんて知らなかったし、
四季の情景のうつりかわりも美しく、終始心地よく見ることができる作品。
俳優陣の演技も◎、ロケ地が神奈川なのもポイント高い(個人的に)。
これを書いている今は憂鬱な梅雨の夜。
たまにはゆっくり雨音に耳を傾けてみるのも良いかもしれませんね。