過去視聴メモその94。
お茶を習うことになった典子(黒木華)が、先生(樹木希林)と共に人生において大事なことを学んでいく。
時々事件、というか人生の転機が訪れるものの、全体的に静かに優しく時間が流れていく。こういうほんわかした空気、樹木希林さん本当に似合うなぁ。
人生をそつなくこなしているように見える従姉(多部未華子)とは対照的に、典子は就職も恋愛もうまくいかない。終盤には簡単には立ち直れないようなことも起きる。それでも、いつも寄り添ってくれる先生とお茶が『人生って悪くない』と思わせてくれる。
優しい気持ちにさせてくれる作品でした。