このレビューはネタバレを含みます
主人公を通して共に体験していく作品。
作品の意図するところを考えると言葉に書き留めておくのも無粋な気がするのだが、書いておく。
最初はお作法が多すぎてとても覚えきれない。意味を尋ねても「分からないけど、そういうものなのよ」と言われ、覚えようとすると「頭で考えない。習うより慣れよ」と言われて、茶道をやること自体に意味はないのではと困ってしまう。
戸惑いながらも徐々に慣れて分かってきたと感じるようになる。しかし、絶えず様々な変化が起こる。同じような日がまた当たり前にやって来ると思っていても、全く同じ日というのは二度とやってこない。そしてそれでいい。体験を通してそれを知る。
お茶を通して人生を見る。
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(書いてみたけど無粋すぎるからこのレビュー本当は空にしたい)