1976年〜2018年の設定。
主人公がお茶の手習いと先生に出会い、生き方のヒントをもらう。
黒木華が最初冴えない感じだったけど、30(歳)を超えたくらいからキレイになっていく。
多部未華子はちょっと日本人離れしたハッキリした顔立ち。
先生役の樹木希林がドッシリしていてまるく、肩の力か抜けてて良かった。人間の年輪を感じる。
これが遺作なんですね。
四季の移ろいと和洋服の色がリンクしてて素敵だった。記憶に残る。
鎌倉の海で黒木華と多部未華子がぼーっとしてるシーン。
樹木希林が師匠の命日に、縁側でひとり珈琲を入れてるシーンの構図と色使いが特に良かった。
主人公にとってお茶は、こころが落ち着かないときにそっと鎮めてくれる存在。
「さよなら渓谷」の監督さんか!
作風が全然違っててビックリした。