このレビューはネタバレを含みます
人生で大切なことがギュッと詰まった作品。
おそらく見る時々で見方がかわるだろう。
ラストがたまらなく好きだった。
「毎年毎年同じことの繰り返しなんですけれども、でも私最近おもうんですよ
こうして同じことができるってことがほんと幸せなんだなぁって ねぇ?」
涙が出てきた。
その後の戌年の干支の器のシーン、あの頃と今の対比、次の日戌年までの未来を想像する時間。
「世の中には〈すぐにわかるもの〉と〈すぐにわからないものの2種類〉がある。
〈すぐにわかるもの〉は一度通り過ぎればそれでいい。
けれど、〈すぐにわからないもの〉は長い時間をかけて少しずつわかってくる」