・映えの先駆け。だいぶ前の映画だし映像技術やモノも今ほど溢れていたわけではないだろうに、
ただのドライブシーンであってもとにかく目を惹く表現が多い。またそれを盛り上げるようなメッセージ性のある音楽とダンス。「どこからでてきたの？」的なとこがあったり、障害もたくさんあるけど、とにかく楽しそう。もちろん辛い想いを秘めているけどそれを笑い飛ばすような強さも垣間見れる。ドラァグクイーンからそんなことを学んだ。
・性に関連する作品ながらも汚い性描写は少ないことから自然に見られる。3人のドラァグクイーンのキャラがそれぞれ違うのもまた魅力的。男ぽい役柄が多いヒューゴウィーヴィングがまさかクイーンをやっている驚き。
・広大な美しい自然と不自然に堂々と存在するクイーンたちの調和がむちゃくちゃ見応えある。最後の渓谷のシーンは一つの芸術作品とか写真集みたい。
