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アクリモニー: 辛辣な復讐のねこねここねこのネタバレレビュー・内容・結末

アクリモニー: 辛辣な復讐(2018年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

怖い😱
その辺のホラーより怖い😱💦

もともとキレると常軌を逸した女メリンダと、よくわからない電池🔋の発明しか頭にない男ロバート。

途中まではロバートに入れ上げているメリンダが愚かしくも哀れだったけど、途中からはメリンダの常軌を逸した異常な怒りに恐怖しか感じない。

全てがタイミングが悪かったというか💦
そりゃあんなに働いて尽くしてたのに、メリンダも可哀想だとは思うよ。
それに付き合ってホヤホヤの頃、メリンダに話した夢はわかるけど、電池🔋で大金持ちになった途端、それをことごとく他の女(ダイアナ)に対してしてあげちゃうというのはちと無神経だよね。メリンダの怒りの火🔥に油を注ぐというか。だからメリンダが、あそこにいるのは私のはずなのにダイアナが盗ったと思って怒るのも無理はないよ。でもさ、怒るにしても限度があるよね?
ロバートは既に競売にかけられた家🏠もメリンダのために買い戻してあげてるし、その上1000万ドル。15億だよ?もうそれでいいじゃん…とは思えないんだろうね💧
私が苦労して何年間も尽くしたから完全した研究なのに💢って気持ちもわかるけど、でも散々世話になった姉夫婦達に暴言吐いたり、暴れたり、逆上度合いが常軌を逸してる。
カウンセラーが「境界性人格障害」を匂わせてたけど、うーん、ちょっと違う気もするけどさ。メリンダは相手を試すことも自傷することもなく、ただただ攻撃的。見捨てられ不安ではなく、ただ憎いのみ。

そしてロバートもさ、後半であんなに寛大で良い人になるなら、最初からもう少し働いて妻に楽させてあげなよーと思う。
姉夫婦達が仕事を持ってきてくれたことさえなんか文句言ってたよね。

それから電池🔋
プレスコットもさ、そんなに価値あるならなぜ最初から少しでも話を聞いてやらなかったのさ⁉️
まぁそこはダイアナの尽力も大きい気がするけど、トラックにあったダイアナの財布。あれは本当に忘れ物?それともわざと落としたの?それとも浮気?その取り方によって見方も少し変わるんだけど、そこは観てる人に委ねられてるわけだね。
個人的にはロバートは浮気してないと信じたい。最後まで離婚を嫌がってたもん。

とにかくなんていうか、古い映画「危険な情事」を思い出したな。あれは愛人が狂気的だけど。
狂気じみた執念という点では似てるかな。

なんとなく夕飯の時に観てみるかぁと観始めたけど、見入ってしまった。

【あらすじ】
大学在学中に母親を亡くしたメリンダは結構な額の遺産と家を手にした。母親を失ったメリンダを慰めたロバートとすぐに関係を持つ。遺産のことはロバートには内緒にするようアドバイスした姉達の言葉より前に既にロバートに喋ってしまっており、早速ロバートから車🚙をねだられる。
しばらくしてロバートが別の女性ダイアナと浮気しているのを知るや激昂したメリンダは彼のトレーラーハウスに車🚘ごと突っ込み、トレーラーハウスを横転させる。メリンダ自身も内臓破裂の重症で子宮摘出せざるを得ず、子供の産めない身体に。
ロバートとは別れろという姉達を無視して復縁し結婚。結婚生活はメリンダの稼ぎで成り立っていた。やっと大学卒業したロバートは過去の犯罪歴によってことごとく就職先から断られ、ヒモ状態の日々が続く。
電池🔋をプレスコットという起業家に売り込もうと必死のロバートはプレスコット社から要注意人物としてマークされる始末。
しかしそのプレスコット社で秘書をしていたのがなんとダイアナ。必死でダイアナに頼み込むロバート。
一方家は差し押さえられ競売にかけられる寸前。姉夫婦達がなんとか助けようと配送の仕事をロバートに与える。悪態をつきながらも仕事は真面目にやっていたロバートだが、大切な荷物を運んでいる途中にダイアナがプレスコット氏に会わせるからすぐ来るようにという📱が。荷物を放り出してプレスコット社に駆け付けるロバート。
だが80万ドルで電池の権利一切を買い上げるというプレスコットの申し出を断る。一方トラックの中に残っていたダイアナの財布を見つけた姉達はメリンダによかれと思って忠告する。逆上したメリンダは誤解を解こうとするロバートの話に耳を傾けることなく離婚を決意。
家を追い出され、皿洗いをしながらシェルターで暮らすロバートにダイアナが自分の所に来るよう勧める。そしてついにプレスコットから権利をロバートが持ったままでいいという条件で7500万ドルの提示に応じる。
メリンダに会いに行ったロバートは差し押さえられたメリンダの家を買い戻した上、今までのメリンダへの感謝の気持ちとして1000万ドルの小切手を渡す。
メリンダは散々世話になっていた姉達夫婦に暴言を吐き、ロバートが住むペントハウスを訪ねる。メリンダはロバートが復縁して欲しいのだと決めつけていたが、ロバートは既にダイアナと婚約。

本来なら自分のいる場所にいるダイアナに激しい憎悪を湧き上がらせるメリンダは、ロバートとメリンダに次々と嫌がらせをする。耐えかねたロバートは裁判に訴え、裁判長からも注意されるメリンダ。しかし彼女は自分が被害者だと思い込んでおり、カウンセリングの最中も不満をぶち撒け、こんなことは必要ないと出て行く。
ロバートとダイアナが専用の豪華ヨット⛵️で結婚式を挙げ、クルージングを楽しんでいると、どうやって乗り込んだのかメリンダがやって来てロバートをピストルで撃ってしまう。瀕死のロバートはダイアナに、メリンダによって海に飛び込まされたクルー達を連れて戻るように伝える。重症のロバートをさらに斧でトドメを刺そうとするメリンダだが、逆に碇のついた鎖に巻き込まれて海の底へ。
ダイアナはヨットのクルーを助けて戻って来る。果たしてロバートは助かるのか?