良くあるベタなストーリーなのに、何故心が揺さぶられるんだろう…
インド最大の音楽賞のステージで歌うことを目指す14歳の少女インシア。
しかし彼女の父は、そんな夢が叶う訳がないと彼女が歌うことを禁じる。
それでも諦められないインシアは、顔を隠して歌っている姿を撮った動画を密かにYou Tubeにアップロードする。
その歌声は、瞬く間に人々の心を掴む
そして、彼女は落ち目のプロデューサーであるシャクティ・マールと出会う
ストーリーはこんな感じ。
まぁ、なんと言ってもインシア役のザイラー・ワシームが良かったなぁ。
父親に暴力をふるわれる母親を心配し思いやる一方で、自分の夢を叶える為には、どんな事があってもブレない強い気持ちをみせる演技には、心が揺さぶられる。
また母親と娘が互いに思いやる気持ちも良く描かれている。特にラスト近くのシーンで母親が父親に対して取ったシーンなんか、泣ける泣ける…
更に追い打ちをかけるように、インシアが母親に語りかけるシーンは、輪をかけるように涙が…
いつも思うんだけど、歌物の映画って良いものが多いよなぁ…
結構、楽曲もストーリーに上手くリンクしてるからなんだろうけど。
