ゆきよ

シークレット・スーパースターのゆきよのレビュー・感想・評価

5.0
インド映画特有の2.5時間という長尺に膀胱が破裂しそうになりながら鑑賞。頼むから2時間超えの映画には小休憩を挟んでくれ、日本の映画館よ…私が老体になる前に…頼む…。

インドの良心ことアーミル・カーンにキャーキャーするために観に行ったけど、主人公インシア役のザイラー・ワシームちゃんの聖母のような笑顔にキュンキュン。2019年6月に俳優引退宣言をしたとのことで残念だけど、まだ2作ほど未公開作品があるらしいのでそちらに期待。2000年生まれということで、学業があったりするのかしら…。元気で頑張ってほしい、あと欲を言えば落ち着いたらぜひ俳優業を再開してほしい。欲しかないな。いやほんと彼女のね、不器用な笑顔が美しいんですよ。

父親役のラージ・アルジュンさん、マジで悪い顔してる。これは3人は殺してそう。DV父親の精神的な暴力を視線で表現するやつ、トラウマレベル。

チンタン役のティルトゥ・シャルマくん、幼い歯抜けの笑顔がキュート。本作の舞台の村出身らしく、ここからシンデレラストーリー(男性の場合はなんて言うんだろ)を歩んでいただきたい。

鑑賞後、インドのカースト制度やら男尊女卑やらの問題を調べてその根の深さにため息。日本でも全然人ごとではなく、マイルドに、うす〜く行われてることばかり。私がインド映画に共感するのはそのせいもあるんだろうな。
ゆきよ

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