劇場映画鑑賞復帰依頼、『トイ・ストーリー４』うーん…『天気の子』はぁ…って感じで、再び映画から遠ざかりかけましたが、『カぁあああマイン・ストリぃぃぃぃいいート・グぃぃいいタぁぁあー』で、おぉお…！となり、ひょんなきっかけで本作を渋谷くんだりまで見に行くことになって、やっぱり「映画っていいものですね」と再認識いたしました。超名作。インド映画やっぱりすげえわ。
世界最高の名作『仁義なき戦い』を生み出した笠原和夫さんの「シナリオ骨法十箇条」が完璧に踏襲されている（別にそれを踏襲したわけではないだろうけど）。
ある意味王道ど真ん中な展開だし、下手くそな脚本、監督だったら、安っぽいお涙頂戴映画になりなけなかったと思うけれど、さじ加減が最高過ぎます。バランス感覚良すぎて、気がつくとどんどんスクリーンに引き込まれてしまう。
以下、ややネタバレ
ほんとは★５つけたかったけれど、唯一、これは私の好みでしかないけれど、シャクティ・クマール（アーミル・カーン）にも華を持たせてあげたかった。母を賛美する前に、シャクティも舞台に上げて欲しかった。彼がいなければ実現できなかった偉業なわけだし、ヒロインと彼と母の物語だったのでね。
