ニューヨークの街を舞台に若い男女のすれ違う恋愛模様を描く、ウディ・アレン監督によるロマコメ。
たまたまCSで放送していたので鑑賞。
ざっくり要約すると、ミーハーな彼女に彼氏が振り回されちゃう話(笑)なんとなく雰囲気が『ミッドナイト・イン・パリ』に似てるなぁと思っていたら、ウディ・アレン監督だったw
あちらは観るとパリに行きたくなるけど、本作はニューヨークへ行きたくなります♪ ただやはりこちらも全体的に薄っぺらい(苦笑)最高にオシャレなラストシーンも、急な展開はハテナだったし(^^;;
『ウォンカ…』で見事な歌とダンスを披露していたティモメですが、本作でのピアノ弾き語りも素敵♡
人との出会いを、街の情景と共にオシャレでノスタルジックに描き出す手法は、まさにアレン監督の成せる技といったところ。ジャズピアノをメインとした劇伴も心地良い。
もともと本作、「#MeToo」運動の過熱ぶりによって、アレン監督の過去のスキャンダル問題が再び取り上げられたことで、キャストたちがギャラを全額寄付したり、「出演したことを後悔」といった告白が蔓延したりと混乱を極め、お蔵入り危機に瀕した作品らしい。
そういえば『ミッドナイト・イン・パリ』のラストも雨のシーンで、繋がりを感じさせました。