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レイニーデイ・イン・ニューヨークのKHのレビュー・感想・評価

3.0
なんでティモシーシャラメって世を憂いたお坊ちゃん役がこんなにハマるんだろう。ウォンカの無垢に垣間見える狂気さもいいけど、やっぱりこっち系の役がハマっている。
NY行きのバスではあんなに投合していた会話も、帰りの馬車では噛み合わない。
多分話してる内容は行きと帰りで変わらないと思う。2人の恋の魔法が解けたのか、それともNYマジックにかかったのか。笑
ただ物語としての詰めが甘いというか、役者だよりの映画になってる感が否めない。彼氏の有無を聞かれた時、「いるけど厳密にはいない」は吹き出した。
ウッディ・アレンの最新作(2024年時点)の「サンセバスチャンへようこそ」は役者に華がないけど、街並みの美しさや主人公の葛藤は面白かったから、今作とは逆のイメージ。
次回作は相当評判が良いらしいので期待。
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