ENDO

レイニーデイ・イン・ニューヨークのENDOのレビュー・感想・評価

4.0
エル・ファニングが階段を降りて非常口から逃げ出す演出や、シャラメがポーカーにバカ勝ちするシーンの省略などコメディながらヒンヤリする場面が連続する。アレンによるファニングの軽薄なキャラクター描写や、母による売春の告白などその無意識的女性への劣等感、憧れつつ嫌悪するその眼差しが恐ろしい。ロマコメの対極にある虚しい怪作。
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