連続でナポレオンもの。ポーランドでのロマンスを描いた史実ベースの創作映画(でも割と忠実寄り)。
初っ端から『1812』のロシア国歌の部分から始まって、「これナポレオンの映画なんですよね!?」と思ったら、コサックの略奪シーンからだった。ピアノを飛び越えたりするの凄い。
メインテーマがチャイコフスキーの交響曲6番第2楽章で、確かにポーランドっぽいリズムだから合うような感じもする。
ロマンスがメインなので、政治の話や軍事の話は殆どなし。知識がなくても気軽に見られる。
多忙を極めた皇帝にも、ロマンスを楽しむ時間はちゃんとあったんだなー、と変なところに安心した。
マリー役のグレタ・ガルボさんがとても美しい。往年の白黒映画だけど、充分今でも観られると思います。