太宰橋のtetsuのレビュー・感想・評価

色々あって観た。

太宰橋で、ある人物と再会した女性。
会社や日常生活、様々な場面で｢女性であること｣を意識させられる彼女は……？

タイトルから地味な印象を受けたが、本編を観ると、2000年代前半の日本映画を彷彿とさせるザラついた画質、『走れ！メロス』を引用した内容などが興味深かった。

しかし、短い尺の中で、描きたい内容がごちゃついてしまい、メッセージがブレた印象も。

人間として成長したことを示唆される主人公が、なんとも表面的にしか映らないのが惜しい。

• #太宰橋
• #シリーズ:短編(邦画)