タリバン支配下のカブールに住む一家を描いたアニメーション。
なんとなーくしっくり来ないなーと思ってたら、
原作:カナダ人
監督:アイルランド人
制作国:カナダ、アイルランド、ルクセンブルグ
あー、
欧米の価値観で外から見たアフガン。
原因はこれか。
原作自体は、
原作者がパキスタンでアフガン難民からインタビューして着想を得たらしいけど、
でも全部、
欧米人の価値観のフィルターがかかってるんだよな。
可哀想とか、
大変とか、
それは西側の価値観からこれは可哀想でこれは大変であって、
現地の人々が、
これがつらいとか、
これが悲しいとか、
そのポイントがきっと違うよね。
とか何とか。
観てる人にこれを感じさせたい。
がやっぱりぼくらの価値観に基づいている。
ぼくが観たかったのは、
たぶんそうじゃなくて、
アフガンの人が、
アフガンの慣習で、
アフガンの価値観で、
それでも何が異常で、
それでも何が受け入れがたくて、
そして何を思ったかなのだ。
現地の人たちは本当に、
あの結末を選ぶのかな?
わからないや。