通りすがりのアランスミシー

恋は雨上がりのようにの通りすがりのアランスミシーのレビュー・感想・評価

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)
4.1
いい年した大人が女子高生好きなのはロリコンなのか?
意見は人それぞれであるが、確かなのは女子高生は社会的にまだ子供であり大人として取るべきふさわしい態度があるということだ。
本作で二回りも年の離れた高校生から好意を抱かれた店長は、彼女に対して大人として正しい態度をとる。
なので展開的には非常にもどかしいが
特に女性からは「気持ち悪い」と嫌悪感を抱かれそうな内容なのにそんな風には全く見られなく、むしろ爽やかささえ感じられた。

本作においてラブストーリー的な要素はあくまで話を進めるためのきっかけであり、正しくは道を見失った少女のイニシエーションストーリーとみるべきなのだろう。