きっかけはどんなことにしろ惹かれあっていくことに年齢差も関係ないのだろう。自分の中におきていることを理解したとき本当は離したくない相手を離すことがどんなに苦しいことか...訳もわからず離された方はただ苦しみや憎しみや悲しみに包まれることだろう。しかしそうして別れたはずなのに自分の最後の時はやはり一緒に過ごしたいと思ってしまう。突然の連絡を受け再会を果たしたが普通ではないことはすぐにわかる。全ての一緒に過ごしてきた日々によって二人は深い絆で繋がる。私ならどう振る舞えるか。きっと若い彼を手離すことはできないだろう。彼の家族もまた愛に溢れた心の人たちである。実在の大女優の話。彼女はきっと穏やかに最後を迎えられたと思う。
