ワン

カンフー・トラベラー 南拳のワンのレビュー・感想・評価

2.0
2147年、エイリアンの侵略により人類は滅亡の危機にあった。全世界が異星人の手に落ちようとしていた矢先、中国の軍事基地で行われた作戦会議で、兵器の代わりに戦闘ロボットにカンフーの技を組み込んでエイリアンと戦わせるというアイデアが出る。しかし、すでに拳法は廃れていたため、ロボット兵士のジエ(タイガー・チェン)を南拳のカンフーの達人チェンリン(ヤン・シャ)がいる1885年の清朝時代にタイムスリップさせることになる。


かなり強引な理由でタイムスリップする。南拳の奥義を極めている伝説のカンフーの達人がそれほど強そうに見えない。修行のシーンをメインにすべきなのにロボット兵士が最初からそこそこ使えるやつなので修行前と比べてそれほど強くなった気がしなかった。

フランス軍との戦乱に巻き込まれたり設定を盛り込みすぎ。歴史への干渉を気にしていなかったり1885年とネットで繋がったりと何でも有り。現状だけで未来の事を気にしている素振りを見せず緊迫感はなかった。
ワン

ワン