小綺麗に纏まってて見やすい!時間も短くて良し。
『アイボーイ』もそうだったけど、隠れた良作。
人間の中にレプリカントが混ざってるんじゃなくて
もうすでに全員レプリカントなのが新しい。
人間側の言い分はそんなに出てこないけど
でも話の流れ的にそこはあんま気にならんから良し。
アンドロイド達が記憶を消してる理由もサラッとしてるけど納得がいくし
ラストで列車の線路や通路が消滅していくのも「もう安全だ」と言い切っている根拠になってて、
「さり気ない説得力」に気を配ってくれてるのが伺えて嬉しい。
変な黒い玉の絵とか宇宙服のポスターとか
さり気ないメッセージの使い方が上手い。
真実の開示の仕方も上手くて
「アンドロイドやったんかー」→
「でもなんで人間のスーツがキモい有機体みたいな見た目やねん」→
「あ、戦争は50年前なのね。火星で作ったスーツやからキモいのね」
みたいな。
予知夢に関しても
最初は「エイリアンと戦う人類」という「未来」の話だと思わせておいて、
真相わかったあとは「過去に起こった人類との戦争」という「過去の記憶」だと発覚する。
ダメ押しで「奴らはまた戻ってくる」ってのも、まさかの50年後想定という意外性。
「戦争のあとにアンドロイドだけで社会を復興させてたんか」など、色々面白い。
やっぱSFって面白いよな-、と再認識させてくれる映画。
てかオカッパの女の子めちゃ可愛いな。人気出そう。
反転、ぬいぐるみ抱いてるほうのガキはうるせえwww