nana

嘆きのnanaのレビュー・感想・評価

嘆き(2014年製作の映画)
3.5

被害者遺族と加害者家族
どちらにも傷がある。

多感な思春期に交通事故で変わってしまった2つの家庭の少女達。

出会いはお互いにお互いを知らない。
「なにか傷がある」
そこから気持ちを通わせるように見えるけれど…

簡単には許せない
でもどうしようもない。

被害者側のお父さんのセリフが沁みた。
相手を心遣う言葉に相手を傷つける
立場が違えばこんなものだろう。

少女と大人
消化出来ているものが違う。

不安定な心の表現
凄い悲鳴だがちょっとうるさすぎて私は苦手なシーンがあった。

ヒロインの滑舌がボソボソとして前半はわかりにくいのが残念。
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