ともちん

マーラー 君に捧げるアダージョのともちんのレビュー・感想・評価

5.0
マーラーの一人の人間としての苦悩が描かれている。
「秋が春に恋をした」とは美しい言葉。その言葉通り、歳をとったマーラーが若い女性に恋をし、心を支配されてゆく。それにしてもクリムトやら著名人を翻弄する女性に惚れていたとは知らなかった。
頑固者の恋愛事情ということで、感情移入する余地は少なかったけれど、あの美しい曲を作るマーラーも恋愛に翻弄されたのかなぁと思えば面白い。
ともちん

ともちん