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工作 黒金星と呼ばれた男のsanyaaanのレビュー・感想・評価

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)
4.3
【裏切り合い騙し合いの中で信頼し合う同士がいる】403

《感想》
コードネームは黒金星(ブラック・ヴィーナス)

話は少し難しいが
北朝鮮の核開発を探るスパイの話かと思っていたが、南北の融和を目指している物語。
難しいながらも、最後の再会のシーンは胸を打たれます。

最初から最後まで緊張感の漂う音楽と表現で、時間を忘れて見入ってしまう。
特に北朝鮮のトップ〝金正日〟に会うシーンは緊張そのもの。本当に金正日に会う時は生きるか死ぬかの覚悟位で会うのでしょうね。。。

ファンジョンミンさんの演技は当たり前だが本当に上手。
怒りの表情、喜びの表情、緊張の表情など...
非常に分かり易いが、それでもわざとらしく無い演技がとても好きです。

少し難しいが最後まで見れば100点満点の納得の一本です。
最後まで見切れば感動間違いなしの映画です。
お薦めです。

《物語》
92年、北朝鮮の核開発により緊張状態が高まるなか、軍人だったパク・ソギョンは核開発の実態を探るため、「黒金星(ブラック・ヴィーナス)」というコードネームの工作員として、北朝鮮に潜入する。事業家に扮したパクは、慎重な工作活動によって北朝鮮の対外交渉を一手に握るリ所長の信頼を得ることに成功し、最高権力者である金正日と会うチャンスもつかむ。しかし97年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の裏取引によって、自分が命を懸けた工作活動が無になることを知ったパクは、激しく苦悩する。(以上、映画.comより)

監督
ユン・ジョンビン
出演者
ファン・ジョンミン(パク・ソギョン(黒金星))
イ・ソンミン(リ・ミョンウン)
チョ・ジヌン(チェ・ハクソン)
チュ・ジフン(チョン・ムテク)
キ・ジュボン(金正日)
チョン・ソリ(イ・フンソル)

《こんな話》
・潜入捜査
・1992年、朝鮮戦争の休戦下
・スパイ

《関連する映画》
・新しき世界(潜入捜査)
・スウィングキッズ(実話が基)
・ハナ 奇跡の46日間(南北の融和)
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