1976年にウガンダのエンテベ国際空港で起きたエンテベ空港奇襲作戦の映画化。
イスラエル人が多く乗ったテルアビブ発パリ行きのエールフランスがハイジャックされ、乗客は1週間拘束された。
西ドイツの革命細胞の2人(ダニエル・ブリュールとロザムンド・パイク)に主に焦点を当てながら、共犯のパレスチナの組織、イスラエル首相、ウガンダ大統領、救出を試みるイスラエル軍それぞれの視点で緊迫した状況を描く。
全くこの事件のことを知らなくても割と分かりやすく作られてるし、派手さがあるのは最初と最後だけではあるものの飽きずに観れた。
「15ミニッツ・ウォー」を観た時にも思ったけど、この手のジャック系の事件は実際動きのない緊迫した状況が長く続くもののようだし、これがリアルなんだろう。
また本作は、要所要所でコンテンポラリーダンスがはさまれていて、まぁこれがすごいインパクト。
私は絶対これがあった方が良いと思った。
ロザムンド・パイクの瞬きしないあの顔は「ゴーン・ガール」を思い出してかなり怖い。