猫とフェレットと暮らす人

オーバーボードの猫とフェレットと暮らす人のネタバレレビュー・内容・結末

オーバーボード(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「めでたしめでたし」ってなる、童話かよ!って思える王道ストーリー展開で、安心してハッピーエンドを迎えられる、ご丁寧なラテン風味のコメディタッチ、ロマンティック映画。

すごく、ご丁寧なテンポ感で進む展開にちょっと退屈感はありますが、ご丁寧に描いているのでわかりやすく、映像も綺麗(色味:カラーグレーディングは好き)ですし、好感が持てます。

コメディですが、面白いかというと、テンポがあれなので、ドタバタが好きであればちょっと合わないかもですが、まぁまぁ、楽しめます。

ネタばれですが、
嘘から始まって、嘘がいつバレるのかってのが、ハラハラとできます。
御曹司のレオナルドが徐々に家族思いのいいやつになっていく過程もほっこりできます。

最後は、ハッピーエンドなので、めでたしめでたしです。もう、童話ですね。桃太郎とかシンデレラとか、そういった、最後は、ハッピーエンドだねって最初から分かります。
それで、いいんです。そういうのを求めてみる時もあります。のんびりとね。
安心といっても下ネタはあるので、子供とは見ないほうがいいですね。

舞台がアメリカの南の方で南米からの移民も多い町。ラテン系の人たちが暮らしていて、スペイン語もしゃべる。この雰囲気なかなかいいんです。
みんな、お金はなくても家族思いってのがほっこりできます。

主役の看護師を目指しているケイトがまじめでキュートなのものいいですし、御曹司のレオナルドの素はいい人ってのもいいし、子供たちも周りの人たちも個性的でよいです。

てか、主役の女性の名前が、ケイト。
御曹司の名前が、レオナルド。
これ、やってんなぁ。「タ〇タ〇ック」やん。

まぁまぁ楽しめる映画です。