ワ

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのワのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

ルッキズムで苦しむ人が多い今観てほしい作品。

自信で満ち溢れた人は他人から見ても輝いて見えるものだし、自分を愛して高められるのも結局自分だけ。最後はチャイナタウンの地下の小部屋に舞い戻ってきたレネーだったけど、彼女の変わりっぷりを見れば、置かれた場所なんて関係ないってよくわかる。

誰かが決めた美の基準に囚われて、自分を卑下して羽ばたく機会や素敵な人と会う機会を逃してると思うと本当にもったいない。

みんな皮一枚剥げば同じ形してるわけで、ジムで出会った美人だって意外に自分と同じ悩みを持ってたり、美人も同じ人間なわけで苦悩があったりするんだね。

とは言いつつも、まだまだレネーほど吹っ切れないのも現実で。「砂場で誰かに言われた言葉に囚われていないで、子どもの頃(の容姿に囚われていなかった自分)を思い出して」って、本当にそんな記憶があるから共感しっぱなしだった。誰かの心無い言葉や態度に傷付いたり、自信を失う必要なんて全くない。

謙虚に、自分が好きで自分らしくいられる姿で生きたいね。

こんなに人の見た目でとやかく言うのは日本だけみたいなことを聞いたことあるけど、やはり海外でもルッキズムの風潮はあるのかー。自分が好きな自分でいられるならそれでいいのに。

2024年35本目
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