ケンジモンデン

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのケンジモンデンのレビュー・感想・評価

4.2
痛々しくて、でも愛らしい。
誰もが彼女を好きになる。

コメディエンヌの新星、
エイミー・シューマー主演。
まさしく吹替役の彼女がぴったりでした。


この映画のいいところは
みんなそれぞれに足りなくて
(そんなことないけどそう思っていて)
みんなそれぞれに悩んでいること
才色兼備、なんでも揃っているブランドの社長だって
自分の声が変じゃないかと気にしていたり

そんな中で自信に満ち溢れた彼女に触れて
驚きながらもどんどん惹かれていく
「どうしてそんなに自信たっぷりでいられるの?」
「だってわたし、美人だから!」
「」


彼女のように
「自分はかっこいい!」とか
「自分には才能がある!」とか
「自分は素晴らしい!」とか
堂々と言えたらいいのに…
で、終わってはもったいないなと思う。

彼女は頭を打ったから自然に言えるけれど
僕らは頭を打たなくても言えるはず。
人前で豪語しなくても、鏡の前の自分には言えるかもしれない。
誰かに何か言われようと、
自分は自分の味方でいればいい。
(思いこみすぎは注意だけど笑)


「自分の見方を変えるだけで、
人生は変えることができる」


2019年元日
前向きにがんばろうと思えた1本。