ま

プーと大人になった僕のまのレビュー・感想・評価

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)
5.0
こんなに癒される映画、初めて観ました。
鑑賞中ずっと綿毛に包まれているかのような心地良さで、鑑賞後はポッと温かな火が心の中で灯りました。
家族と観ましたが、プーってなに?ぬいぐるみなん?物語あるん?と私以外の全員が1ミリもあのくまのプーさんを知らない事にまず驚きました笑
始まってみたら一気に世界観に引き込まれ、大人って大変よな…と、クリストファーロビンに感情移入していると、なんとあの時のまま姿の変わらないプーさんと普通に出会うではありませんか笑!
クリストファーロビンもプーさんのことを普通に認識するし!これには家族で大歓喜しました。
この出会いのシーンもそうですが、映画のストーリー全体にストレスがないです。思うように行かなくてもどかしいとか、プーさんがドジでイライラする、などといった映画にありがちな要らない要素が全くない!!!
本当にいい意味でプーさんの呑気さにペースを合わされ、ハチャメチャしているのにのんびりしている。気を張らなくていいんだよ、映画は楽しく観ようねって、プーさんが言ってくれているような安心感がありました。
プーさんやその仲間たちの温かさに、泣く場面でもない場面でさえ、じんわり来て涙が出ました。
鑑賞後、家族全員プーさんの虜になっていました。めちゃくちゃあたたかい映画を観たと、しばらくみんなで語り合いました。
そしてくまのプーさんに興味を持ち携帯でググッた姉が、「え、プーさんってぬいぐるみなん!」とド天然発言。
最初そう説明したのに笑。なんだと思って観ていたのか笑。
「CGの熊にしては作りが雑やし不思議やったんよ、ほんまにぬいぐるみなんか笑」と。
自室にある私の小説を貸しました。

あと、プーさん、すごく目がかわいいんです!!キュルルン!この映画のプーさんのぬいぐるみが欲しくなりました!
ま