「くまのプーさん」の実写映画化。
仕事や育児、学校や家事に忙殺される方に心から送りたい一作。
ユアン・マクレガーとヘイリー・アトウェルが共演。ディズニーらしい上品なキャスティング。それに加えて100エーカーの森の住人が勢揃い。
お風呂上がりにほっこりしながら鑑賞しその後、気持ちよく入眠できた。
舞台はイギリス。ずっと天気が悪く、ダークな雰囲気。
映画の序盤、プーさん達の毛並みや色合いが見窄らしく、地味に映ったが、終盤にかけてクリストファー・ロビンが少年の心を取り戻していくに連れて彼が長年注いできた愛情だと理解することで色彩が上がった気がする。
「何もしないこと」は最高の何かにつながる。
プーさんのマインドセットは心のどこかに置いておくと少し生きやすくなる。
週5日8時間労働+残業をこなす勤勉な日本人と西洋の仕事に対する価値観は全く異なる。実際に海外に数ヶ月居た時にも感じた。「仕事をするために生きる」のではなく「生きるために仕事をする」感覚を養っていきたい