ー 今日は何の日?
ー 今日は今日だよ
ー わあ、ぼくの好きな日
ー ぼくもだよ、プー
ー きのう、まだ明日だったとき、ぼくには手が届かないと思ってたけど
ー プーのおばかさん
うおー良すぎる。
子供時代の終わったクリストファー・ロビンは100エーカーの森の思い出を宝箱にしまい、やがて大人になった。
変わらず100エーカーの森で暮らしていたプーはある朝仲間たちが忽然と姿を消してしまって途方に暮れる。
相変わらずマイペースなプー!
せかせか忙しい日々を送るクリストファー・ロビンが、それでもプーを無碍に出来ない様子にホッとさせられる。
特にプーのやってた、名付けて機関車の窓から見えるものを言うゲームで笑っちゃった。あれをそばでやられたら何やってても気が逸れちゃって、絶対集中できないはず。
プーたちはリアルに再現されている。
ティガーの毛色がむちゃくちゃ可愛かったけど、絵本の毛色とまた違うような。
あんな100エーカーの森でプーたちとお茶会してたなら…。
あの森がほんとに存在してて、そこにプーたちが変わらず住んでるなんて考えたらなんか切ない気持ちになってしまう。
こんな世界がどこかにあってもいいんじゃない?って思えてしまう。