2019/04/20
仕事に奔走しているクリストファー・ロビン役のマクレガーを見ていると、現実の仕事を重ねてしまって落ち着かなかった。プーさんに対する言葉や態度も辛辣でずどんと胸が重くなる…。
けれども、そこは流石プーさんの癒し・包容力…。
「何もしないをする」を何十年と守り続ける毎日で、何を考えているか分からない…いや、多分何も考えていないプーさんにとてもほっこりする。
"何もしない"は最高の何かにつながる
ここでの「何もしない」はごろごろ過ごすことではなく、自分の気持ちに正直になって、本当にやりたいことをする…という事だと思う。
けれど、忙しさを理由に諦め、後回しにする現実を考えると、自分自身の気持ちを見て見ぬ振りをしていただけなのかもと感じた。
大人になるにつれて忘れてしまう、大切な何かを思い出させてくれるじんわりと胸に響く作品でした。
