ゆうさく

パペット 大騒査線 追憶の紫影のゆうさくのレビュー・感想・評価

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パペットたちは人間と比べて背が低いから自然と見下ろされる位置になってしまうのだが、そんなパペットたちと目線を合わせるという行為が自然と信頼であったり愛情の表現になっている。そして事件解決後、相棒に戻った2人は人間側がわざわざしゃがみ込んだりしなくても自然体なポーズで目線が合うように撮られている。
こういう細やかなところに気が配られている映画。
エキセントリックなビジュアルに対してお話は古風で堅実な、エンドロールを抜かせば80分にまとまった探偵モノになっているのも素晴らしい。
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